じぇらんくん
ジェランクン
Jelangkung / Jailangkung
国外
儀式・遊び
- どんな話か
- 籐や椰子殻で作った人形に死者の霊を降ろして会話を試みる、インドネシアの交霊の風習。1950年代の都市部で現在の形が広まった。
- 細部
- 5世紀まで遡るとされる中国の「菜篮公」信仰(扶乩の一種)と、ジャワ土着の「ニニ・トウォン」という儀礼が融合して生まれたと考えられている。参加者は椰子殻の頭に服を着せた人形を囲んで霊を呼び出し、人形が重くなったら霊が降りた合図とされ、質問への答えを黒板に書かせたり合図で示させたりして意思疎通を試みるという。正しい作法で霊を送り返さないと祟られるという注意点が付随して語られることが多い。
- 広まり方
- もともと中国系コミュニティの伝統が廃れた後、1950年代初頭のジャワ都市部(ジャカルタやスラバヤなど)で復活し、高校生・大学生の肝試し的な遊びとして広まった。2001年公開の同名ホラー映画が150万人以上を動員する大ヒットとなり、インドネシアホラー映画ブームの火付け役にもなった。
- 地域
- インドネシア・ジャワ島都市部
- 年代
- 1950年代(現在の形が定着した時期)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ