いせだいじんぐうのれいげん
伊勢大神宮の霊験
国内
流言・風説
- どんな話か
- 大神宮で神楽を奉納しようとした江戸の一行が次々と病もなく命を落とし、造営の大木も一度は見つからなかったという霊験譚。
- 細部
- ある年の春、江戸から来た三十人ほどの一行が松坂の明野で大神宮への神楽奉納を企てたところ、そのうち数人が病にもかからず突然亡くなり、大雨と強風が松坂の南側だけに石を流し木をなぎ倒すほどの被害を与えたという。さらに同じ年の六月、社殿の造営に使う大きな用材を例年通り探しても一向に見つからなかったが、神職が山へ分け入ると普段は目にしないほどの巨大な檜が立ち並んでおり、人々はこれを神の力によるものだと語り伝えた。
- 広まり方
- 天野信景の随筆「塩尻」(日本随筆大成第三期、1977年刊)に記された伊勢大神宮の霊験譚。
- 地域
- 三重県松阪市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ