いど
井戸
国内
流言・風説
- どんな話か
- 大阪城の井戸で水を汲むと釣瓶に女の髪の毛が絡みつき、落城の際に身を投げた婦人たちのものとされ、城には異変が絶えなかったという。
- 細部
- 大阪市天王寺区にある大阪城の井戸にまつわる話である。ある時、この井戸から水を汲もうとしたところ、釣瓶に女性のものと思われる髪の毛が絡みついて一緒に上がってきたのだという。人々はこれを、かつて大坂城が落城した際、逃げ場を失って身を投げた婦人たちの髪の毛に違いないと考えたと伝えられている。この井戸の一件に限らず、江戸時代を通して大坂城ではさまざまな異変が絶えることなく語り継がれてきたのだという。
- 広まり方
- 1931年の『郷土研究上方』所収、澱江畔人「上方伝説行脚(六)」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ