よこはまのしをつげるあおじろいひとだま
横浜の死を告げる青白い人魂
国内
流言・風説
- どんな話か
- 尾を引いて宙を漂う青白い光の玉で、これが出た家では翌日に人が亡くなったという。
- 細部
- 語り手の母親が目にしたという二つの体験が伝わる。一つは病院での目撃で、建物の二階から青白く光る球が抜け出し、蝌蚪のような細い尾を引きながら向かいの歩道まで渡り、また建物の前へ戻ってきたところで消えたという。もう一つは近所での目撃で、ある家から同じ光が出ていくのを見た翌日、その家の子が亡くなった。死の予兆として光の玉を語る型は各地にあるが、ここでは病院と住居という二つの場が並べられ、光の動きの経路まで細かく述べられている点が印象に残る。
- 広まり方
- 『民間伝承』1938年に載った金子光夫「ヒトダマ」に、聞き取りとして書き留められている。
- 地域
- 神奈川県横浜市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ