とおかまちのやねをとぶひとだま
十日町の屋根を飛ぶ人魂
国内
流言・風説
- どんな話か
- 男女で出現場所が違うとされる人魂が、屋根のあたりを上下しながら飛ぶという言い伝え。
- 細部
- 人が死ぬときに体を離れるとされる火の玉、いわゆる人魂は、性別によって出てくる場所が違うと語られていた。男のものは家の座敷から抜け出し、女のものは台所の流しのあたりから現れるとされ、いずれも屋根の高さを行きつ戻りつしながら漂うように動くのだという。夜にそうした光を見た者は、近く誰かが亡くなる前触れだと受け止めていたようで、性別まで言い当てる細かな言い伝えとして地域に残されている。
- 広まり方
- 1983年刊行の『女性と経験』所収、川端道子「人魂の話」に記録がある。
- 地域
- 新潟県十日町市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ