かわさきのあかいひのたまもくげき
川崎の赤い火の玉目撃
国内
流言・風説
- どんな話か
- 工場から寮へ帰る道すがら、電柱の倍ほどの高さを赤い光が尾を引いて水平に飛び去るのを見たという目撃譚。
- 細部
- 川崎の工場で働く者が仕事を終えて寮へ戻る途中の出来事として語られている。ふと見上げると、電柱の二倍ほどもある高さのところを、赤い提灯のように見えるものが浮かんでいた。それは後ろへ光の筋を引きながら、落ちも昇りもせずにまっすぐ水平のまま、かなりの速さで通り過ぎていったという。狐や狸のしわざとも霊とも語られておらず、見た事実だけが淡々と伝えられている点に特徴がある。工業地帯の夜道で語られた昭和の目撃談として採録された。
- 広まり方
- 1946年の『民間伝承』所収、岩崎敏夫「夢が本当であった話」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県川崎市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ