じょうえつのひのたまとすいなんのしらせ
上越の火の玉と水難の知らせ
国内
流言・風説
- どんな話か
- 上越市名立の川で夜な夜な火の玉が浮かび、その場所を辿ると岩に脚を挟まれた水死者が見つかったという伝えである。
- 細部
- 上越市名立を流れる川では、夜な夜な青白く光る火の玉が水面近くに浮かび上がるという噂が立ち、気味悪がった村人が確かめに出向いたことがあった。灯りの消えたあたりを探してみると、川原の大きな岩の隙間に脚を挟まれたまま身動きが取れなくなった人の亡骸が見つかったのだという。何のはずみで岩に脚を取られたのかは分からずじまいだったが、以来この川で火の玉が見えたときは、どこかで水難に遭った者がいる知らせだと言い伝えられるようになった。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1978年に載った国学院大学民俗学研究会による新潟県西頸城郡名立町の調査記録に伝えられている。
- 地域
- 新潟県上越市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ