もらいぶろにみちたひのだま
貰い風呂に満ちた火の玉
国内
流言・風説
- どんな話か
- よその風呂を借りに行った女が蓋を開けると中は火の玉だらけで、棒で追い払うと一面が火の海のように広がったという。
- 細部
- よその家へ貰い風呂に出かけた女が浴槽の蓋を開けると、中は火の玉でいっぱいになっていた。棒で追い払うと火の玉は周囲へ散り、一面が火の海のようになったため、女は驚いて自分の家へ逃げ帰った。この家には、泊めた旅の瞽女を殺して金を奪い、死体を屋敷内に埋めたという噂があり、その後は凶事が続いて家が絶えたと語られる。稲敷市の話として『茨城の民俗』1989年「新利根のむかしばなし」(内田清司)に記録されている。
- 広まり方
- 1989年にまとめられた新利根の昔話集に、地域に伝わる怪異譚の一つとして収められている。
- 地域
- 茨城県稲敷市
- 年代
- 不明(1989年に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ