せきのとうのおこりとなったひのたま
セキノトウの起こりとなった火の玉
国内
流言・風説
- どんな話か
- 土地の者に殺された浪人の塚のそばで毎晩火の玉が現れ、鎮魂のためセキノトウの行事が始まったという。
- 細部
- 諏訪から島ヶ原村へ来た浪人は、土地の者とけんかになり、追付出で捕らえられ、塚脇出で殺されたか埋められたと伝わる。そこには浪人を葬った塚があり、その後、旭出では毎晩のように火の玉が現れた。村人はそれを浪人の魂の仕業と考え、恨みを残した死者の霊を慰めるため、セキノトウという行事を始めたという。夜ごと炎の姿で現れる点が異常である。この由来は『民俗採訪』1987年、国学院大学民俗学研究会の「三重県阿山郡島ヶ原村 信仰」に記録されている。
- 広まり方
- 国学院大学民俗学研究会『民俗採訪』1987年「三重県阿山郡島ヶ原村 信仰」に記録される。
- 地域
- 三重県伊賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ