てっぽうみずのよるのひのたま
鉄砲水の夜の火の玉
国内
流言・風説
- どんな話か
- 鉄砲水の起きた夜、山から飛んでくる火の玉と、家から飛び出す2つの光の玉を見たという拝み手の体験談。
- 細部
- 檜原村の拝み手(ウカガイ)であるS氏は、15歳のとき、鉄砲水が起きた夜に山から猛烈な速さで飛来する火の玉を見た。危険を感じて外へ逃れようとすると、今度は家の中からも二つの光の玉が飛び出し、その直後に土砂崩れが起こった。S氏は、山中の池に棲む大蛇の霊と神様が放った光だったと説明している。この体験談は、長沢利明「桧原村の巫俗」(『西郊民俗』1978年)に檜原村の話として記録されている。
- 広まり方
- 西多摩郡檜原村の巫俗を記録した1978年の『西郊民俗』所収論考に採録された事例。
- 地域
- 東京都檜原村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ