やねをこえるひかりものときんうん
屋根を越える光りものと金運
国内
流言・風説
- どんな話か
- 尾を引く光の玉が屋根の上を音を立てて飛ぶことがあり、これが落ちた家は金持ちになると言われた。
- 細部
- 茨城町では、母屋の上を黄色い光が長い尾を引き、音を立てて通り過ぎた目撃談がある。光はどんぶりほどの大きさで、周囲まで明るくなった。八月の夜、橋の上では、明るく大きな光に続いて小さな光が飛び、すぐ消えたため人魂かと疑われた例もあった。屋根の上を光りものが音を立てて越す現象は金が飛ぶと呼ばれ、それが落ちた家は金持ちになると聞かれた。人魂と疑う目撃もある一方、屋根に落ちた家の富を示す幸運の前兆として語られる点に特徴がある。更科公護が『茨城の民俗』(1981年)に記録している。
- 広まり方
- 1981年の民俗誌に、光る鳥・人魂と並ぶ事例として記録されている。
- 地域
- 茨城県茨城町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ