ひぶつ
飛物
国内
流言・風説
- どんな話か
- 己未十月十四日、淀川から天王寺方面へ蜘蛛の巣のような太い糸状のものが無数に飛び、翌日には見られなくなったという。
- 細部
- 己未の年の10月14日、昼から昼過ぎにかけて、淀川のあたりから天王寺の方角へ向けて、先端が丸くかたまった蜘蛛の巣のようなものが無数に飛んでいくのが目撃された。落ちそうになってはまた舞い上がるものも多く、実際に地面に落ちたものを拾ってみると、蜘蛛の巣に似た太い糸のようなもので、手の中でもむとすっと消えてしまったという。昼頃から八つ時ごろまで飛び続けたが、翌日にはこの現象はまったく見られなくなったと記録されている。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成第2期』所収、著者未詳「梅翁随筆」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ