さんびゃくざかのへびこしき
三百坂のへびこしき
国内
流言・風説
- どんな話か
- 文政9年、小石川三百坂の道に十五匹ほどの蛇が輪になって集まり、互いに頭を向け合っていたという。
- 細部
- 文政9年6月25日の昼過ぎ、小石川三百坂の道路上に、十五匹ほどの蛇が集まっていた。蛇たちは井戸の釣瓶縄をたぐり寄せたように折り重なり、中央に空所を残して輪を作っていた。さらに、三方から鎌首を中央へそろえ、互いに頭を向け合って中をのぞき込むような形だった。この独特の集まり方は「へびこしき」と呼ばれたと記録されている。滝沢馬琴『兎園小説外集』を収める『日本随筆大成第二期』(1974年)による記録である。
- 広まり方
- 日本随筆大成第二期(1974年)所収「兎園小説外集」(滝沢馬琴)による。
- 地域
- 東京都文京区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ