へび
蛇
国内
流言・風説
- どんな話か
- すげ採りの男の足にくもが糸を結び淵へ引き込もうとし、身代わりを願うと牛が死んだという、蛇と水蜘蛛にまつわる話。
- 細部
- つるぎ町に伝わる蛇の話である。すげを採りに山へ入ったある人が、石の上に腰かけて弁当を食べていると、くもがやって来て足の親指にすげの糸を結びつけ、淵の方へと引き込もうとした。とっさにその糸を近くの木の株に移し掛けたところ、今度は株ごとひっくり返されてしまった。恐ろしくなって逃げ出すと、目の前に大きな蛇が現れたため、その人は牝牛を身代わりに差し出すのでどうか助けてほしいと願った。すると、その晩に家で飼っていた牛がひどく鳴き続け、翌朝見てみるとその牛は死んでいたのだという。
- 広まり方
- 1987年の『四国民俗』所収、石崎敬子「一宇村の昔話と村話」に記録がある。
- 地域
- 徳島県つるぎ町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ