へび
蛇
国内
流言・風説
- どんな話か
- 蛇の妻が正体を知られて山へ帰る話や、大蛇を見て頭が上がらなくなった話、人身御供が蛇退治ののち綱に置き換えられた話などが伝わる。
- 細部
- 見目麗しい若者のもとへ嫁いできた娘がいたが、二人が子をもうけたのち、娘の正体が蛇であることが露見すると、娘は山へと帰ってしまった。若者はそのとき交わした約束を守り、その後も朝夕二回、山へ鐘をつきに通い続けたという。別の話では、ソロ葦が生い茂る場所で大蛇に出くわした人が、その後五日間も頭を上げられなくなったと語られる。さらに別の伝えでは、かつて蛇への供物として人身御供を差し出す習わしがあったが、三平という人物がその蛇を退治して以降は、人身御供の代わりに鳥居へ綱を掛けるようになったという。
- 広まり方
- 1939年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「丹波国船井郡の動物伝説」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ