へび
蛇
国内
流言・風説
- どんな話か
- 夜ごと通ってくる若武者の正体を探ろうと髷に針を刺しておいたところ、翌朝、井戸の中で目を突かれた蛇が死んでいたという話。
- 細部
- ある女のもとへ夜な夜な若い武者姿の男が忍んで通うようになり、やがて女は身ごもった。相手の正体を確かめようと、女は訪れた男の髷にひそかに麻糸を通した針を刺しておいた。男が帰っていった翌朝、垂れた糸をたどっていくと井戸の中へと続いており、覗き込むと片方の目を針で突かれて絶命した蛇が沈んでいた。夜ごと女のもとに通っていた若武者の正体は、この蛇であったことが明らかになったという。
- 広まり方
- 1993年の『日本民俗学』所収、島村恭則「民間巫者の神話的世界と村落祭祀体系の改変―宮古島狩俣の事例―」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県宮古島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ