へび
蛇
国内
流言・風説
- どんな話か
- 山で蛇を3匹殺した祟りで家が揺さぶられ、龍神を祭ることでようやく一族皆殺しの怒りを鎮めたという。
- 細部
- 山芋を掘りに出かけた男が、山中で蛇を三匹殺してしまった。その日の夕方、家がにわかに揺さぶられる出来事が起こり、婆さんが着物の袖越しに日を透かして見ると、家の周りを取り巻く蛇の形がぼんやりと浮かび上がった。まもなく蛇を殺した当人が命を落とし、知らせを受けた隣家に行ってみると、そこでも李の木から大きな蛇がぶら下がっていた。託宣を求めると、蛇は「千匹子を産めば大蛇になって天に昇れたはずなのに、三匹も殺されたのが憎い。親類を皆殺しにしてやる」と告げた。恐れた人々は毎年七月二十四日に龍神を祭ることを約束し、ようやく怒りを鎮めてもらったという。
- 広まり方
- 1959年の『民俗採訪』に國學院大學民俗学研究会が「秋田県仙北郡西仙北町旧土川村」として記録した。
- 地域
- 秋田県大仙市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ