きもんかい
鬼門開
Guǐmén Kāi (Ghost Month)
国外
儀式・遊び
- どんな話か
- 旧暦7月1日に地獄の門が開き、無縁仏を含むあらゆる霊が現世に戻ってくるとされる中華圏の年中行事と、それに伴う数々の禁忌。
- 細部
- 旧暦7月1日の夜に「鬼門」が開き、普段は冥界に留められている霊が親族のもとへ、身寄りのない霊(好兄弟)は現世をさまよいに戻ってくるとされる。この期間は結婚や引っ越し、新築工事を避ける、夜に海や川へ近づかない、ベランダに干した衣類は人型に見えるため日没前に取り込む、名前を呼ばれても不用意に振り返らないなど数多くの禁忌が語られる。この死生観は道教における地官大帝の聖誕・赦罪の観念と、仏教の盂蘭盆(目連救母)の説話が融合して形成されたとされる。旧暦7月最終日には「鬼門」が再び閉じるとされ、各地で中元・盂蘭盆の法要や供物を捧げる行事が行われる。
- 広まり方
- 道教・仏教双方の死者供養の観念と結びつきながら中華圏全域の年中行事として定着し、現在も台湾・香港・中国本土でメディアが毎年禁忌情報を報じている。
- 地域
- 中華圏全域(台湾・香港・中国)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ