ぼんじゅさんのごらいごう
梵珠山の御来迎
国内
流言・風説
- どんな話か
- 七月二十六日の夜、下弦の月が舟形に見え両端が光ると、阿弥陀三尊の姿が現れるとして人々が寺に籠もったという。
- 細部
- 青森市の梵珠山では、七月二十六日の夜、下弦の月が舟のように平たく見え、その両端が光ると、光の中に阿弥陀三尊の姿が現れるとされた。これを拝むため、人々は梵珠山の寺に集まり、夜を籠もって待った。貝森格正の「津軽俚俗集(二)」が『旅と伝説』にこの御来迎を記録する一方、別の記録では、旧暦七月九日から十日の未明に「御灯明」という怪火が現れ、高僧の霊が釈迦の墓へ帰る光の反射と解される。旧暦四月八日にも同じ灯が降ると伝わる。
- 広まり方
- 『旅と伝説』所収の貝森格正「津軽俚俗集(二)」にまとめられている。
- 地域
- 青森県青森市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ