かんおけ
棺桶
国内
流言・風説
- どんな話か
- 葬式に現れた老人が棺桶を預けたまま戻らず、開けると中に金が入っていて家が栄えたという言い伝え。
- 細部
- 五島嵯峨島に伝わる話では、ある家の葬式に見知らぬ老人が現れ、棺桶を置いて立ち去った。約束の日が過ぎても老人は姿を見せず、幾日も棺を預かったままになった家の者が、しびれを切らして中を検めると、遺体の代わりに大量の金が納められていた。思いがけない授かり物によってその家は暮らし向きが良くなり、代々栄えたと語り継がれている。老人の正体や素性については何も語られていない。
- 広まり方
- 1976年の『日本民俗学』に掲載された関山守彌「昔話と民俗―五島嵯峨島の場合―」に記録がある。
- 地域
- 長崎県五島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ