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流言・風説
- どんな話か
- 弘化2年7月7日、東本願寺で空が黒くなり、雲に乗った異形の人物が建設中の大門の上に現れ、大門が崩れ落ちたという。
- 細部
- 弘化2年7月7日のこと、ある人が東本願寺に参詣していたときのことである。突然空が真っ黒になり、夕立でも来るのかと様子をうかがっていると、御影堂のあたりから異様な人影が現れた。腰から上は黒く、下は赤い着物をまとい、頭が僧のように剃られているのか髪があるのかも判然としないその人物は、雲に乗ったまま、ちょうど建設中であった大門の上まで来たという。すると地震か雷のような激しい鳴動とともに、大門はそのまま崩れ落ちてしまったと伝えられている。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第2期』に収められた西田直養「筱舎漫筆」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ