すぎのこずえにふきあげられたさんぐうにん
杉の梢に吹き上げられた参宮人
国内
流言・風説
- どんな話か
- 風もないのに古杉の梢へ吹き上げられて留まった男が、木こりを登らせようとした矢先、鳥のように舞い降りたという。
- 細部
- 伊勢外宮に参った男が、風の吹いていない中で突然、古い杉の梢まで吹き上げられ、しばらくそこに留まった。人々が驚いて見上げ、木こりを登らせて助けようとしたところ、男は自ら鳥のようにふわふわと地面へ降り立ったと記録されている。風のない中での浮遊という不可解な現象が核になっている。伊勢市の事例で、川口好和『奇遊談』(『日本随筆大成』第一期、一九七六年)に記録される。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第一期』1976年収録の川口好和『奇遊談』による。
- 地域
- 三重県伊勢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ