ふほう
訃報
国内
流言・風説
- どんな話か
- 神川町の俗信で、人が死ぬとその魂は寺へ向かうといい、女性なら勝手口から入って擂り粉木で味噌をするような音がし、男性なら表から入るため本堂がにぎやかに騒がしくなるとされる。
- 細部
- 神川町に伝わる、死後の魂にまつわる俗信。人が亡くなると、その魂は寺へ向かうものとされている。亡くなったのが女性であれば、魂は寺の勝手口から入っていくといい、その際には擂り粉木で味噌をすっているかのような音が聞こえてくるという。一方、亡くなったのが男性であれば、魂は寺の表側から入っていくとされ、このときには本堂の中がにぎやかに騒がしくなるといわれている。魂が寺に入る際の出入り口や、そのときに響く物音が、死者の性別によって異なる形で表れるという話として伝えられている。
- 広まり方
- 新編埼玉県史 別編2(民俗2)(1986年)第九章第五節、内田賢作の記録による。
- 地域
- 埼玉県神川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ