やまのかみのふえ
山の神の笛
国内
流言・風説
- どんな話か
- 山ン神講の日に聞こえた笛や太鼓の音を追った人が、近づくことができないまま山で道に迷った話。
- 細部
- 五月十六日の山ン神講の日、山に入ったある人はどこからか聞こえてくる笛や太鼓の音に気付き、その音に引き寄せられるように奥へ奥へと進んでいった。ところがどれだけ歩いても音の出どころに近づくことができず、そうこうしているうちに自分がどこにいるのか分からなくなり、結局は道に迷ってしまったという。音の正体を突き止められないまま迷わされたという点で、姿を見せる天狗の話とは違う怖さを持つ体験談である。
- 広まり方
- 薩南民俗 1959年掲載、勝目エイ「喜入町の山ン神講」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県鹿児島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ