でんつういんのだいとう
伝通院の大灯
国内
流言・風説
- どんな話か
- 伝通院付近から夜な夜な大きな光が現れて空を昇り星になったのち、大火事が起きたという前兆譚。
- 細部
- 享保の頃、伝通院の近くに住む者が、正月二十五日の戌刻、寺の辺りから現れた大きな光を目にした。光は南へも北へも移動し、やがて空へ昇ると星のように輝き、夜ごと姿を見せた。その後、三月八日の巳刻に牛込から千住まで広がる大火が起こり、伝通院の境内でも非常に多くの人が焼死した。寺の辺りの光が大火の前触れとして置かれている点に特徴がある。文京区の記録として、1980年刊『続日本随筆大成』所収、岡村良通『寓意草』に載る。
- 広まり方
- 『続日本随筆大成』所収「寓意草」(岡村良通、1980年刊)に記される。
- 地域
- 東京都文京区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ