だいこんをわぎりにするおと
大根を輪切りにする音
国内
流言・風説
- どんな話か
- 冬の夜長、徳島市のある家の台所からは大根を輪切りにするような音が正体不明のまま聞こえた。
- 細部
- 徳島市内のある家で、冬の夜長に台所から大根を輪切りにするような音が聞こえてくることがあったという。トントンと包丁が俎板を打つような規則正しい響きであったといい、家の者が不審に思って様子を見に行っても誰の姿もなく、何が音を立てているのか正体はわからないままだったと伝えられている。こうした説明のつかない台所の怪音は、当時の徳島の暮らしのなかで折々語られていたもののひとつである。
- 広まり方
- 『郷土趣味』1922年掲載の長尾楓窓「阿波物語(上)」に記録されている。
- 地域
- 徳島県徳島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ