だいごふくりゅうまるじけんとげんしまぐろふうひょうひがい
第五福竜丸事件と原子マグロ風評被害
国内
流言・風説
- どんな話か
- 1954年のビキニ環礁における水爆実験で日本の漁船が被ばくした事件をきっかけに、「マグロが放射能に汚染されている」という不安が広まり、全国のマグロが敬遠される事態となった出来事。
- 細部
- 1954年3月、太平洋のビキニ環礁でアメリカが実施した水爆実験により、操業中だった日本の漁船「第五福竜丸」とその乗組員が放射性降下物(死の灰)を浴び、乗組員の一人が半年後に死亡した。この事件が大きく報じられると、実際に汚染された漁獲物だけでなく、日本各地に水揚げされるマグロ全般が「原爆マグロ」「放射能マグロ」として消費者から敬遠されるようになり、市場が一時閉鎖されるなど漁業関係者は大きな経済的損失を被った。
- 広まり方
- 被ばく事件の衝撃的な報道をきっかけに、汚染の有無にかかわらずマグロ全般を避ける消費者心理が全国に広がった。
- 地域
- 静岡県焼津市(所属船)・太平洋
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ