じょうえつのなだれししゃとちょうのたましい
上越の雪崩死者と蝶の魂
国内
流言・風説
- どんな話か
- 尾袖嶽の雪崩で多くの人が命を落とした際、亡くなった人たちの魂が蝶になって家の柱のまわりを舞っていたという。
- 細部
- 尾袖嶽で大きな雪崩が起こり、巻き込まれた多くの人が命を落とすという出来事があった。その後、亡くなった人々の魂が蝶の姿となって家々に現れ、柱のまわりをひらひらと寄り添うように舞っていたのが見られたのだという。遺族にしてみれば、亡き人が蝶となって様子を見に戻ってきたと受け止められたのだろう。雪崩という大きな災害の記憶が、蝶という身近な生き物に霊魂を重ねる形で語り継がれている例である。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1957年、国学院大学民俗学研究会による新潟県中頸城郡吉川町源の調査記録にある。
- 地域
- 新潟県上越市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ