ぶごにあ
ブゴニア
Bugonia
国外
儀式・遊び
- どんな話か
- 牛の死骸から蜜蜂が自然発生すると信じられていた、古代地中海地域の民間信仰と儀礼。
- 細部
- 古代地中海地域に伝わっていた民間信仰で、牛の死骸から蜜蜂が自ら生まれるという考えに基づく。詩人ウェルギリウスが『農耕詩』第4巻で描いたことでも知られ、複数の古代の著述家が言及している。ビザンティンの農業書『ゲオポニカ』には具体的な手順が記されており、太った若い牛を家に閉じ込めて棍棒で骨や肉を潰すように打ち殺し、傷口を粘土でふさいで密閉したのち、三週間後に開けると蜜蜂の群れが生まれていたという。実際の養蜂法というより、詩的・教訓的な題材として広まった側面が強いとみられている。
- 広まり方
- 詩や農業書といった古代の文献を通じて地中海世界に広まった民間信仰。
- 地域
- 古代ギリシア・地中海
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ