あずきをとぐおと
小豆を研ぐ音
国内
流言・風説
- どんな話か
- 夜に小豆を研ぐような音が聞こえるが、確かめても何もなかったという湯沢市の怪音。
- 細部
- 湯沢市では、夜になると小豆を研ぐような音が聞こえてくることがあったという。物音のする方へ確かめに行っても、そこには誰の姿もなく、何が音を立てていたのかは分からずじまいだったと伝えられている。姿を見せないまま音だけを響かせる、正体不明の怪音として夜の静けさの中で人々に不安を与えていた。目には見えないものへの恐れが、日常のささいな物音にまで投影された例といえるだろう。
- 広まり方
- 1977年の『雄勝役内の民俗』所収、東京女子大学史学科民俗調査団「六 信仰」の記録による。
- 地域
- 秋田県湯沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ