あおび
青火
国内
流言・風説
- どんな話か
- 人が死んだ家の屋根には夜になると青い火が燃えるといい、約30年前には赤い玉が飛んで耳をかすめたのを見た者もいるという。
- 細部
- 角館町では、人が亡くなった家の屋根から、夜になると青白く不気味な炎がゆらめくように燃えることがあると語られていた。また、この話が記録された当時からおよそ三十年ほどさかのぼる頃には、どこからともなく赤い玉が一つ飛んできて、見ていた人の耳のすぐそばをシューッと音を立てて通り過ぎていったという目撃談も残されている。屋根に燃える火と、飛来する赤い玉は、いずれも死や不吉なものと結びつけて語られた怪火の話である。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』掲載、武藤鉄城「光と民俗(二)」に記されている。
- 地域
- 秋田県仙北市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ