あのよのふね
あの世の船
国内
流言・風説
- どんな話か
- 12月末日にあの世へ向かう船が出るとされ、定員に満たないときは弱った人を連れていくため12月は死者が多いという。
- 細部
- 12月の末日になると、あの世へ渡る船が出るのだという。この船には決まった定員があり、乗る人数がその数に満たないときには、弱っている人のもとへ迎えが来て数をそろえるとされている。そのため12月は他の月と比べて亡くなる人が多いのだと語り伝えられている。船という乗り物のイメージを借りて、年の暮れに死が集中するという感覚を説明した話である。
- 広まり方
- 1990年の『御影史学論集』所収、河野朝子「船が来た」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県姫路市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ