たまきのやまいをまねくかいか
玉城の病を招く怪火
国内
流言・風説
- どんな話か
- 山蛭の多い難所の淵のほとりに現れる怪火で、近づかれると重い病にかかるとされる。
- 細部
- 三重県度会郡玉城町の猪草が淵は、山蛭が多く、人を悩ませる大難所だった。その淵のそばを、悪路神の火と呼ばれる怪火が何度も行き来した。火に出会った者は、体を小さくして火が通り過ぎるのを待つほかなく、そうしなければ火のほうから迫ってきて、すぐに重い病気にかかった。これは中塩清臣「説話変容の工程分析―阿曽沼綺譚を回転軸にして」(『伝承文学研究』1965年)に記録されている。
- 広まり方
- 中塩清臣による1965年の論文「説話変容の工程分析―阿曽沼綺譚を回転軸にして」(『伝承文学研究』)に記されている。
- 地域
- 三重県玉城町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ