あかてんどり
赤テンドリ
国内
流言・風説
- どんな話か
- 愛宕山の麓では子供を泣きやませるとき「赤テンドリが来る」「天狗の太鼓が聞こえる」と言い聞かせたという。
- 細部
- 角館町の愛宕山近くでは、むずかる子供をあやすときの決まり文句があった。「赤テンドリが飛んでくるぞ」「天狗の太鼓の音が聞こえるだろう」と言い聞かせて泣きやませたという。ここでの「赤テンドリを飛ばす」という言い回しは、実は放火をすることを意味しており、恐ろしい妖怪が空を飛来する連想と、火をつける行為を指す隠語とが重なり合った表現になっている。
- 広まり方
- 1938年の『旅と伝説』に載った武藤鐵城「音と民俗(秋田県仙北郡角館附近)」にこの言い回しが記されている。
- 地域
- 秋田県仙北市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ