あぶらとり
油取り
国内
流言・風説
- どんな話か
- 人の脂を採るという油取りが現れると、それは戦が始まる前触れなのだと恐れられていたという俗信。
- 細部
- 人間の体から油を絞り取っていくのだと噂される油取りというものがあり、これが人前に姿を見せると、近いうちに戦争が始まる前触れなのだと言い伝えられていた。その正体が実際に何を指しているのかは今となっては定かでないが、村の暮らしの中では不穏な出来事が迫っていることを告げる予兆として、長らく恐れられていた存在であったという。
- 広まり方
- 1925年刊『なら』所収、高田十郎「各地のいひならはし(其六)」に記録がある。
- 地域
- 岩手県遠野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ