ぜんせき
碝石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 紀伊国千里の浜で夜ごと海中に光るとして見つかった奇石が、のちに安芸の城を経て福王寺の宝物になったという伝え。
- 細部
- 安芸国加部庄にある金亀山福王寺には、奇石と呼ばれる宝物が伝わっている。貞観五年の春、紀伊国の千里の浜で夜ごとに海の中から光るものがあると噂になり、探ってみるとそれは一つの石であったという。長い年月を経た観応二年、この石は安芸の城の中に移されたが、昼夜を問わず鳴り響き光を放つため、あらためて福王寺へ納められることになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1975年の『日本随筆大成第二期』所収、菊岡沾凉「諸国里人談」に記録がある。
- 地域
- 広島県広島市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ