ざとういし
座頭石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 明泉寺の石門の下にある石で、身を投げた座頭が松に引っかかった拍子に目が開いたという。
- 細部
- ある座頭がわが身の不幸を嘆き、観音に願をかけたものの一向に良くならなかった。思いつめた末に死を決め、明泉寺の石門の下にあるこの石を目がけて身を投げたところ、途中の松の枝に引っかかって落ちきらなかった。その拍子に目が開き、物が見えるようになったと伝えられる。願掛けが効かずに絶望した末の行為が、かえって願いを叶える結果になるという逆転が話の要になっており、石はその出来事の証しとして名を負っている。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第12編、細川修と松本清人による石の伝説の項に載る。
- 地域
- 長野県佐久市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ