ざいもくいわ
材木岩
国内
物品・機械
- どんな話か
- 飛騨の匠が一夜で堂を建てようとして間に合わず捨てた木材が、川岸で岩に変じたという伝承。
- 細部
- 腕利きの飛騨の匠が一夜のうちに不動堂を建立しようと木取りを進めたが、夏場は夜が短く、仕上げの一歩手前で明け方を迎えてしまった。匠は使いかけの材木をその場に打ち捨てて立ち去り、残された木材はやがて姿を変えて岩となったという。柱、桁、染め板、貫、角柱、敷板、萱にあたる形の岩が、それぞれ名を持って白石川の岸に並んでいる。山の神がこの岩々を惜しんでいるとされ、洪水のたびに村境で押しとどめて流出を防ぐと語り継がれている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の石・岩に関する伝説の項に記録がある。
- 地域
- 宮城県七ヶ宿町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ