しょうぐんのようじからそだったやなぎ
将軍の楊枝から育った柳
国内
物品・機械
- どんな話か
- 井の頭弁天堂の境内にある古い柳は、三代将軍が使った楊枝が根付いて育ったものと伝わる話。
- 細部
- 東京都武蔵野市吉祥寺の井の頭弁天堂境内に立つ古い柳の大木には、三代将軍徳川家光が使った楊枝を地面に挿したところ根づき、柳に育ったという由緒がある。将軍ゆかりの品が土地の霊木となった話として語られ、柳田国男は「楊枝を以て泉を卜する事」で採録し、『民族』1926年に載せた。家光は寛永6年(1629)に当地を訪れ、井の頭池の名を定め、池畔の木にその名を刻んだとも伝わる。一方、武蔵野市観光機構などの公式解説では、名を刻んだ木は柳ではなくこぶしと説明されている。
- 広まり方
- 1926年発行の『民族』所収「楊枝を以て泉を卜する事」(柳田国男)に採録された事例。
- 地域
- 東京都武蔵野市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ