よなきのまつ
夜泣きの松
国内
物品・機械
- どんな話か
- 馬繋ぎの松とも天狗松とも呼ばれた木で、その朽ち片には子の夜泣きを鎮める力があるとされた。
- 細部
- 馬繋ぎの松、あるいは天狗松という二つの名で呼ばれる木があった。朽ちて落ちた欠片を持ち帰り、家のうちに据えておくと、乳飲み子が夜中に泣き続けるのが収まると信じられていた。欠片を煎じ、その汁を子に飲ませるやり方も語られている。名木そのものを拝むのではなく、木から離れた小さな断片にこそ効き目を見いだしている点に、この土地の言い伝えの特徴がある。
- 広まり方
- 1995年の『中京民俗』に収められた第十一章「口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県愛荘町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ