よなきいし
夜泣き石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 天人の子が置き去られて泣いた石で、その声は読経に聞こえ、動かせば祟るとされた。
- 細部
- 余呉湖で水浴びをしていた天人の衣を桐畑太夫が隠し、そのまま妻に迎えたという。二人の子をもうけたが、天人は子守娘の唄から衣の隠し場所を知り、天へ帰ってしまった。残された子は子守に石の上へ置き去りにされたが、赤子の泣き声は読経のように響いたので、菅山寺の住職が引き取って育てた。それが後の天神様になったと語られる。石はその後も夜ごとに泣いたことから夜泣き石と呼ばれ、耕地整理の際に動かそうとしたときには祟りがあったという。
- 広まり方
- 1970年刊の『余呉村の民俗―滋賀県伊香郡余呉村―』所収、東洋大学民俗研究会による九 口承文芸の章に記録がある。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ