よなきいし
夜泣き石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 子を授かった夫婦のもとに僧が残していった石で、夜更けになると声をあげて泣いたと伝わる。
- 細部
- 子のない夫婦が毎晩天に向かって祈り続けていたところ、妻が夜空の星が身の内に入る夢を見て身ごもり、男の子を産んだ。やがて訪ねてきた僧が、この子の泣き声は経を読む声に聞こえると言い、子を譲ってほしいと願い出た。その引き換えに置いていったのが、望みを何でも叶えるという一つの石である。石は夜が更けると丹生にいのうと声をあげて泣いたという。手放されたその子は、のちに大僧正の位にまで上ったと語り継がれている。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』に載る森まし生「醒井の夜泣き石」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県米原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ