やすづきかんのん
ヤス突き観音
国内
物品・機械
- どんな話か
- 粟島浦村内浦の観音寺に祀られる十一面観音は、漁師がヤスで突いて引き上げた際に血を流したことからヤス突き観音と呼ばれる。
- 細部
- 粟島浦村内浦にある観音寺には、十一面観音がヤス突き観音という名で祀られている。その由来として、ある漁師が沖合の海底に何か光るものを見つけ、正体を確かめようとヤスで突いたところ、引き上げられたのは仏像で、脇腹からは血が流れ出していたという出来事が伝わっている。この仏像こそが今も祀られている観音であり、引き上げられた場所には仏崎という地名がつけられた。仏像が沈んでいたとされる海底には、今なお海草が生えず白い岩肌がのぞく一角があるといい、由来を裏付けるものとして語られている。
- 広まり方
- 2002年の『越佐研究』所収、佐藤和彦「粟島紀行」に記録されている。
- 地域
- 新潟県粟島浦村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ