やまのかみさまのやすみぎ
山の神様の休み木
国内
物品・機械
- どんな話か
- 山の神様が休むとされる三又のナラノキを昭和39年頃に伐ると音を立てて切りくずを吹き出したという話。
- 細部
- 三又に枝分かれしたナラノキを山の神様に献げると、山の神様はその木を休み木として使うのだと伝えられている。1964年ごろ、その木を実際に切り倒そうとしたところ、木は「ヒエーヒエー」という不気味な音を立てながら、切りくずを勢いよく吹き出したのだという。居合わせた人々は山の神様の怒りではないかとおそれたが、その場にいた物知りの人物が、これは神様の怒りではないからと皆を説き伏せ、結局その木は切り倒されてしまったという。
- 広まり方
- 1967年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「栃木県安蘇郡田沼町旧野上村」に記録がある。
- 地域
- 栃木県佐野市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ