しもかないのやくしさま
下金井の薬師様
国内
物品・機械
- どんな話か
- 眼病を治した霊験で知られ、女性の神で子どもの守り手ともされた下金井の薬師の伝説。
- 細部
- 信濃の国司であった源重之は眼を病んで難儀し、白糸温泉の湯で治そうと考えた。庵を結んで薬師に日々参りながら湯へ通ったところ、ついに眼は癒えたという。礼として五反歩ほどの土地を下金井に寄進したと伝えられる。この下金井の薬師は女性の神だといわれ、とりわけ子どもの神とされた。子どもがどれほどいたずらをしても罰は当たらないが、大人が同じことをすれば罰が下る。泥まみれになって薬師と遊ぶ子を叱りつけた大人が病んだという話も残っている。
- 広まり方
- 1990年刊『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承、薬師の伝説の項に二例が載る。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ