わらうつばき
笑う椿
国内
物品・機械
- どんな話か
- 園部城の抜け穴のそばに立つ椿の木で、人が近くを通るとヘラヘラと笑うような音や気配を立てるといわれている。
- 細部
- 園部城には秘密の抜け穴があったと伝わり、その出入り口の近くに一本の椿の木が立っていた。この椿は人が通りかかるたびにヘラヘラと笑うような様子を見せるといい、抜け穴という城の秘密を守るかのように、通行人を不気味な気配で威嚇していたとも受け取れる話である。笑うという人間的な仕草を植物に見出す発想が、この伝承の異様さを際立たせている。
- 広まり方
- 1939年の『旅と伝説』所収、田中勝雄「丹波国船井郡の地名伝説、その他」に記録がある。
- 地域
- 京都府南丹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ