こうふしのほととぎすをとめたわか
甲府市のホトトギスを止めた和歌
国内
物品・機械
- どんな話か
- 後陽成院の皇子が興因寺で郭公を惜しむ和歌を詠むと、その里ではホトトギスが鳴かなくなったという。
- 細部
- 甲府市にある増福山興因寺にまつわる話である。後陽成院の皇子がこの寺を訪れた折、ホトトギスの声を聞くにつけ都が恋しくてならないので、どうかこの里を通り過ぎておくれという趣旨の歌を一首詠んだという。すると不思議なことに、この歌が詠まれて以降、この里ではホトトギスがぱたりと鳴かなくなってしまったと伝えられている。皇子の望郷の思いを込めた一首が、鳥の声にまで作用したとする話である。
- 広まり方
- 1976年刊『日本随筆大成第三期』所収、東随舎「古今雑談思出草紙」に記録がある。
- 地域
- 山梨県甲府市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ