わがたじぞう
輪形地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 慶長5年、夢に立った老僧のお告げの翌朝、車輪の形が刻まれた地蔵が見つかり、牛馬の労苦を救う仏として祀られた。
- 細部
- 慶長5年3月15日の夜、ある人の枕元に一人の老僧が立ち、何事かを静かに告げてそのまま姿を消した。目が覚めた翌朝になってみると、背中に車の輪のような形を負った一体の地蔵の姿が見つかったのだという。この地蔵は、牛や馬が重い荷を引かされる労苦を救ってくれるものと信じられ、いつしか輪形地蔵と呼ばれるようになったと伝えられている。現在この地蔵は正行院の境内に安置され、今も大切に守られているという。
- 広まり方
- 1922年刊『土の鈴』所収、中山孝吉郎「京都の地蔵尊」(承前)に記録がある。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ