わびすけぐら
侘助蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 大盃を飲み干して頓死した槍持ちの侘助を解剖すると腹から大甕が出てきたといい、その甕を納めた蔵を侘助蔵と呼ぶ。
- 細部
- 槍持ちの侘助という男は並外れた酒飲みとして知られていた。あるとき殿様から「飲めるだけ飲んでみよ」との仰せを受け、大盃を見事に飲み干してみせたが、その場で急に倒れて息絶えてしまったという。不審に思った殿様が典医に命じて亡骸を検めさせたところ、腹の中から思いがけず大きな甕が出てきた。この甕は二之丸の紙蔵に納められて保存されることになり、以来その蔵は「侘助蔵」と呼ばれるようになったと伝わる。
- 広まり方
- 出典は『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説「屋敷・城館の部」。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ