ばいららのねっきょう
バイララの熱狂
Vailala Madness
国外
流言・風説
- どんな話か
- 祖先の霊を乗せた蒸気船が西洋製の物資を携えて現れると信じ、伝統儀式を放棄して行進や祈祷に明け暮れた、記録に残る最古のカーゴカルト運動。
- 細部
- 1919年末、バイララ川流域のエレマ族の年長者エヴァラがトランス状態で幻視を見たと語り、祖先の霊が蒸気船に乗り大量のヨーロッパ製品を携えて戻ってくると予言したことから始まったとされる。信者たちは男性の集会所エラヴォに伝わる秘儀の呪具を非入会者の前にさらして破棄し、恍惚状態での踊りや異言(グロソラリア)、行進や訓練に興じたりした。金鉱開発や宣教活動によって伝統社会が急激に変化する中で1922年頃まで広まった運動であり、後に続く数多くのカーゴカルト研究の出発点として学術的に記録されている。
- 広まり方
- エレマ族の預言者エヴァラの幻視から始まり周辺各村へ口伝で急速に広まった後、当時の植民地行政官や人類学者による報告書を通じて外部世界に伝えられ、以後『カーゴカルト』研究の代表例として学術文献に記録され続けている。
- 地域
- パプアニューギニア、パプア湾岸バイララ川流域
- 年代
- 1919年〜1920年代
- 検証状況
- 創作起源が判明
特定の投稿・作品が起源だと判明している。 - タグ